【実体験】レーシックで視力回復手術とその後の影響リアルな体験談
私は元々コンタクトレンズの度数が-3.75程の近視でしたが、数年前にレーシックという視力回復手術をしました。
周りにレーシック経験者がいなく、レーシックしたいけど実際どうなの?レーシックって何?といった疑問を持つ方に実際に私が体験して得た情報を紹介します。
大事な目の手術なので不安な事が多いと思いますが少しでも参考になれば嬉しいです。
目次
レーシックとは
角膜にレーザーを当てて角膜のカーブを変え、角膜の屈折力を調整することにより近視や遠視、乱視を矯正する視力回復法です。
私は昔に興味本位でYouTubeで手術動画を見ていたのである程度の手術の過程は把握していました。かなりリアルなので苦手な方は見ない方がいいかもしれませんが、しっかり知りたい方は見てみるとどんな手術なのか分かると思います。
費用
自由診療となるため20〜40万円が相場となっています。私は前後の検査費用も合わせて約25万円でした。
高額だと思うかもしれませんが使い捨てコンタクトを使用している場合、年間約28,000円〜60,000円かかりますし洗浄液も必要となるので長い目で見るとコンタクトを毎日使用するより費用はかかりません。
手術前
適応検査(約1時間)、術前検査(約3時間)
様々な機器を使って様々な検査を行います。 あちこち移動しての検査で時間もかかりますが大切な目の検査なので時間の余裕を持ちしっかりと検査してもらいましょう。検査を行う上で一時的に手元が見えづらくなるので車の運転や大事な用事がある日は避けて行います。
また長期のコンタクト装用で角膜形状に歪みがあるのでハードレンズの方は3週間、ソフトレンズの方は10日間、装用を中止してからの術前検査になります。
まつげエクステも手術に向けて禁止となります。私はこの期間も地味に辛かったです。
手術当日
術後は運転ができません。経験上、目を開ける事ができなかったのでタクシーか知り合いの方に送迎を頼む事をオススメします。
点眼麻酔をするので手術中は痛みがありませんが、触られている感覚やレーザーの音や匂いは分かります。私はこれに恐怖を感じ、最初に行った右目の施術中は全身に力が入り心臓がバクバクしていました。
左目の施術が始まってからは、とにかく深呼吸する事に集中していたら大丈夫でした。あまり何も考えずリラックスするために深呼吸を続けると恐怖心が和らぐと思います。
手術時間は30分程度ですが手術中はとても長く感じました。
その後、別室でしばらく休憩するのですがここからが大変でした。目を開けようとしてもヒリヒリと滲みる感覚で少ししか開けれず、涙が出てきて目を開けることが辛かったのです。送迎を頼んでいたのでサポートしてもらいながら、なんとか帰宅してずっと目をつむって休んでいると夜にはほぼ回復しました。
手術後
- 翌日から入浴・洗髪・洗顔が可能
- 2〜3日でほとんど痛みが消え仕事に復帰できる
- 1週間程度はスポーツを控える
- 1週間程度は就寝時に目を擦ったりするのを防ぐため保護用眼帯をする
- 1週間程度はアイメイクができない
- 翌日・1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後・6ヶ月後・1年後の定期検査がある
- 運転免許証の「眼鏡等」の条件がとれるので書き換えの手続きをする
私は翌日には痛みもなく普段通りの生活ができましたが、洗顔や就寝の時には目に触れないように細心の注意を払っていました。まつげエクステやカラーコンタクトは1ヶ月後から可能でした。
まとめ
メリット
- メガネやコンタクトがなくても朝目覚めた時からしっかり見える
- メガネやコンタクトのメンテナンスや定期的に眼科へ行く必要がなくなる
- メガネやコンタクトの購入代金がかからなくなる
デメリット
- 手術前後の禁止事項が辛い
- 手術当日は痛みを伴う
- 夜間の光が眩しくなる
私の感じた最大のメリットはもちろん何も付けずに見える事です。朝起きてメガネを探す事や、コンタクトをしたまま寝てしまったり外出中にコンタクトが外れてしまうといったトラブルもなくなるのです。
デメリットとして術後にドライアイになる事も挙げられていますが、私の場合はコンタクトをしていた時の方が常に目薬を手放せない状態だったので逆にメリットとなりました。
手術中の恐怖感や手術直後の痛みは、やはりデメリットです。その他では再び視力が低下する事や老眼になりやすいと言われてますが数年経った今でも影響はなく快適に暮らせています。
結果的に私はレーシックをして良かったです。
個人差はありますのでよく医師と相談した上で1つの参考にしてもらえれば嬉しいです。